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ジョアン・ジルベルト(Joao Gilberto) 2006年11月 東京国際フォーラムでの公演の思い出

ごらんいただきありがとうございます。

米山田米太郎と申します。

 

ジョアン・ジルベルト(Joao Gilberto)は、

世界的にものすごく有名な方ですし、

音楽が好きな方であれば、ボサノヴァを聴かない人でも、

名前ぐらいは知っている方も多いと思います。

 

このサイトは私が個人的に好きな、あまり有名ではないモノを

「これ知ってる?」と紹介するサイトですが、

超有名なジョアン・ジルベルトではありますが、

例えば同級生30人に「知ってる?」と聞いたら、

知っている人はごく少数でしょう。

そんな意味で今回はジョアン・ジルベルトのお話をさせていだきます。

 

ジョアン・ジルベルトは1931年にブラジル生まれで

ボサノヴァを創成した一人で、

「ボサノヴァの神」、「ボサノヴァの法王」などと

呼ばれたりもします。

 

私がジョアンジルベルトを知ったのは

私がジョアンを知ったのは、20歳ぐらいの頃で、

スペースシャワーTVで流れていた

Sampaという曲のミュージックビデオをたまたま観たのが最初でした。

 

それまで私が聴いていた音楽は、

ロック、パンク、ヒップホップ、R&B、ソウル、ブルースなど、

ジャンルはさまざまでしたが、

いずれにしても、歌というのは

腹から声を出して歌うものだと思っていたので(笑)

ギター一本で、ささやくような歌声のジョアンの音楽を聴いた時は衝撃的でした。

 

最初からその魅力に惹き込まれたというよりは、

「なんなんだろう、この感じは」

という好奇心ですぐにCDを買って、

何度も何度も聴いていました。

 

それからしばらくして、たしかまた音楽チャンネルで、

ジョアンジルベルト日本公演のCMを観て、

たしかその時のサブタイトルは、

「最後の奇跡」だったと思いますが(笑)

 

「これは、行かなければならない!」

と思い、即座に予約して、

2006年11月東京国際フォーラムの公演に行って参りました。

 

 

ジョアン・ジルベルト(Joao Gilberto) 2006年11月東京国際フォーラム公演

 

会場は40代以上の男性が多い印象でした。

18時開場19時開演だったと思いますが、

私は18時40分あたりに席について、

少し緊張しながら、その時を待っていましたが、

19時になっても、まだ席についていない人も多く、

まだガヤガヤしていました。

 

私は自分が開演時間を間違っているのかと思いながら、

その雰囲気に不思議に感じていましたが、

そのまま座っていましたら、

19時20分頃に、アナウンスが流れました。

 

「ただ今、ジョアン・ジルベルトが会場に到着いたしました。

まもなく開演となりますので、お席についてお待ちください。」

 

私は「え?今着いた?」と思っていたら、

近くに座っていた方々は、

「お、今日は早かったな」と言っており、

「そういう感じなのか」とその時、知りました(笑)

 

アナウンスから5分もせず、照明が落とされ、

会場は一気に静まりかえりました。

 

そして、ギターを片手に持った猫背の男がステージに現れると、

会場からは割れんばかりの拍手がまきおこり、

男はこちらに向かって何度もおじぎをして、

たっぷりと間をとって椅子に座り、会場が再び静まりかえると

男はつぶやきました。

 

「コンバンワ」

 

ぅわぁぁとフェイドインするような声が会場に溢れると、

ジョアン・ジルベルトのギターと音が始まり、

そこから2時間以上、テーブルに置かれた水に手をつける事すらなく、

流れるようにジョアン・ジルベルトの音楽が続きました。

 

そして、ジョアン・ジルベルトは唐突にスッと立ち上がり、

万雷の拍手を味わうように、深々とおじぎをして、

またギターを片手にステージの袖に向かってゆっくりと歩き出しましたが、

何か忘れ物を思い出したかのように踵を返して、

再び椅子に座り、またジョアン・ジルベルトの音楽が始まり、

そこから5、6曲ほど演奏し、

また立ち上がって深々とおじぎをして、

今度は引き返すことなく、

ステージからジョアンの姿は見えなくなり、

照明がついて、会場にはため息のような低音の感嘆の声が溢れていました。

 

これが私の2006年11月東京国際フォーラムの思い出です。

ジョアンジルベルトの音楽を初めて聴いた時も衝撃でしたが、

コンサートもまた、色んな意味で、衝撃的でした。

 

音楽のコンサート、ライブは

音量の限界まで出してるんじゃないかというぐらいの

とにかく爆音でやるものというイメージがありましたが、

ジョアン・ジルベルトのコンサートは、

とにかく音が小さいのです。

 

本当に小さな部屋で、

目の前でささやくように歌ってくれているような感覚で、

その日は寒い日だったのですが、

会場の外には「ジョアンジルベルトの希望により、

空調を停止させて頂きます」と張り紙があり、

観客は皆コートなど厚着をしてきていて、

少し動くとその服がこすれる音が聞こえるぐらいで、

咳なども皆、押し殺して最小限の音量になるように

遠慮するぐらいでした。

 

日常生活で服がこすれる音が聞こえる時がありますか?(笑)

 

とにかく本当に印象深い一日でした。

 

 

初のジョアンジルベルトのオフィシャル映像の発売!しかし‥

この来日公演は4日間行われ、

私が観た日と、もう一日の公演が映像に収録され、

それがDVDとなって、

世界初のジョアンジルベルトのオフィシャルDVDが

発売されるというビラが配布され、

私は即座に申し込みをし発売を心待ちにしました。

 

が、しかし、その後数ヶ月経ってから、

こんな連絡がきました。

 

【ジョアン・ジルベルト本人が今回の演奏に納得が行かず、

DVDの発売を中止いたします。】

 

おお(笑)かくして、DVDは幻となり、

2019年の現在まで、ジョアンジルベルトのオフィシャル映像はありませんでした。

 

だが、しかし!

 

 

JOÃO GILBERTO LIVE IN TOKYO SPECIAL Blu-ray BOX」 が完全予約制で5,000枚限定で販売

この度、この記事を書くにあたってジョアン・ジルベルトを検索すると、

なんと、「JOÃO GILBERTO LIVE IN TOKYO SPECIAL Blu-ray BOX」 が

完全予約制で5,000枚限定で販売という発表を発見しました!

 

しかも収録日は、

2006年11月8日(水)・9日(木)で、

私の観た、あの日!!

 

予約受付が12月21日(金)18:00~

となっており、現在2019年2月18日ですが、

「やべぇ、とっくに始まってる」と焦りながら、

見てみるとまだ在庫ありとなっていたので、

たった今、無事予約をしてきました!

よかった~(笑)

 

13年の月日を経て、まさか映像化するとは

夢にも思っていませんでした‥

 

到着予定は3月31日ということで、

いや~~~、本当に楽しみです。

 

そして、東京、名古屋、大阪の3会場で

2019年3月8日(金)~3月14日(木)に1週間限定公開で、

この映像の劇場上映が行われるようです‥。

 

これも行ってみたいな‥

 

という事で今回はジョアン・ジルベルト(Joao Gilberto) 2006年11月 東京国際フォーラムの思い出でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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