
毎度、ありがとうございます。
米山田米太郎です。
今回ご紹介するオツなものは、
私が初めて所有した携帯電話「J-phone【J-SH04】」です。
まず、「J-phone」は今のソフトバンクの前身のボーダフォンの前身で、
まあ、マックスバリュの前のウエルマートの前のアイマートみたいなものです。
当時、ケータイの画面はモノクロ画面が当たり前の時代でしたが、
【J-SH04】は、256色のカラー液晶で、
しかもカメラ付きケータイとなっていて、
背面には自撮り用の鏡がついています。
私が若かりし頃に貼ったステッカーの残骸がまたノスタルジーです(笑)
当時カラー液晶ですら珍しい時代に、
カメラ付きケータイを持っているのは私ぐらいで、
自分のケータイ【J-SH04】が
初のカメラ付きケータイだと最近まで思い込んでいました。
調べてみましたら、【VP-210】という機種が
世界で初めて市販されたカメラ付き携帯電話(PHS)のようですが、
【VP-210】のカメラの用途は主にテレビ電話用だったようです。
ですので、【J-SH04】は厳密には
「最初のカメラ付きケータイ」というわけではありませんが、
後のいわゆる「写メール」といわれるような用途のカメラで言えば、
元祖といってもいい位置づけで、
後の携帯電話の技術に重要な成果をもたらしたとして、
2014年に国立科学博物館の未来技術遺産に登録されたようです。
ちなみに、その初代写メールケータイの使い勝手ですが、
たしかに写真は撮れますが、「お~、撮れてる!」と
おもちゃのカメラで喜ぶ程度のレベルだったと思います(笑)
まず、被写体に相当な時間じっとしていてもらわないと、
被写体がグニャっと歪んで写るし、
じっとしていてもらっても、かなりふわっとした仕上がりでしたね‥
さらに保存できる画像の枚数が20枚なので、
すぐにパツンパツンになり、何か消さないと追加できない状況に陥り、
結局当時は「写るんです」等の使い捨てカメラを使ってましたね‥(笑)
また、「写メール」といっても、
周りのケータイがモノクロなので、送る相手がいないし、
いたとしてもたしか当時は莫大な通信料がかかるので、
うかつに写メールはできませんでした‥
ちなみに当時、私の友人はドコモ7割、J-phone3割という感じだったと思いますが、
当時はまだメール機能が同じケータイ会社どうしでなければする事ができなくて、
自分がケータイを持つ際に、仲のイイ友人がどこのケータイを持っているかも含めて
自分のケータイ会社を決めるという感じでしたね‥
他社のケータイにはメールを送れない事もあって、
一回だけ着信をならす、いわゆる「ワンコール」「ワン切り」で
「よう!」と挨拶する文化が流行ったのかなとも思います。
昔のケータイを眺めていると、当時の生活、思い出がよみがえってきて、
これもなかなかオツなものですね‥。
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