こんにちは、米山田米太郎です。
今回ご紹介するオツなモノは、
スピッツ「運命の人」の8cmCD(掲載枚数185枚目)です。
こちらは1997年11月27日に発売されたスピッツの17作目のシングルで、曲目は、
1.運命の人
2.仲良し
となっております。
こちらのCDはこの度、リサイクルショップにて購入いたしました。
「運命の人」は、「夢じゃない」の次のシングルで、
私は「ロビンソン」から「夢じゃない」まではよく聴いていたんですが、
「運命の人」からはあまり聴いた記憶がなく、
今回ほぼ初めて聴きました。
「運命の人」は、「夢じゃない」までのプロデューサーの
笹路正徳さんから離れて作られたということもあってか、
イントロから平歌のミックスがだいぶ攻めた印象を受けました。
アコギとエレキでリズムを刻みつつ、
急にエレキギターの音が妙なPANでやたら目立つ音色で大きめで鳴ったり、
ゴリゴリのギターが挟まっていたり、
ドラムが差し込まれたり、
すごく異物感があるような感触となっていて、
「余計な事は しすぎるほどいいよ」
という歌詞とマッチしている気がします(笑)
そんなふうにちょっと混沌としつつ曲が進行して、
サビではしっかりそのすばらしい歌メロが映えるようになっていて、
スピッツの心地よさが発揮され、
結果、「いい曲だ~!」という気分になります。
全体を通して、実験や遊び心を感じる1曲でした。
カップリング「仲良し」もすごく好きです。
こちらも演奏やミックスに実験的な雰囲気を感じます。
2曲とも聴き応えがあって、すばらしい作品でした。
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